ANDOのブログ

気づきとか違和感についての独り言

相撲界の暴力事件についての印象を書き殴る巻

なんだか最近話題の(というかメディアが話題にさせている)相撲界の暴力事件。

 

簡単に言うと、横綱日馬富士が、貴乃花部屋所属の現役大相撲力士貴ノ岩をボコボコに殴ったって言う話。

 

ただメディアが騒いでるポイントは「殴ったかどうか」なんてところではなくて、「貴乃花親方がなぜメディアに口を開かないか」ってところ。

 

日馬富士貴ノ岩を殴ったかどうかなんて極論メディアはどうでもいんだろうね。

一番のポイントはその背景にある、貴乃花親方と相撲協会の確執。

そこがハイライトだとメディアは踏んでいるはず。

まぁそれにこと足りず、メディアにでるタレントとかって言うのは基本的に「貴乃花が口を開かないのは不誠実だ」とかなんとかっていう貴乃花ディスのコメントをよく見る限り、少し協会よりなのかな?

 

俺の感想(そこまで詳しくないから印象か)としては、

貴ノ岩が重傷を負った

日馬富士が殴ったことを認めている

この時点で傷害事件としては成立してると思うんですよ。

だから、貴ノ岩所属する部屋の親方である貴乃花が警察に被害届を出すのはなんとも思わない。と言うか普通。

え、だってみんなは誰かに殴られたのに被害届出さないの?って思う。

 

んで警察の捜査が始まってるんだから不確定かつ不必要な情報をペラペラと被害者側が語るのは良くないよね。捜査の邪魔になっちゃうんだから。

だから喋らないのも当たり前だと思う。

 

ただ、日馬富士サイドの行動も理解はできる。共感はできないけどね。

 

日馬富士サイド、というか協会サイドと言うべきなのかもしれないけど、彼らにとって一番大事なのは「起訴されないこと」。

起訴されて裁判が始まれば勝てる保証はないわけです。

「確実に勝つ」には、「そもそも裁判をはじめさせない」ことが重要になってくる。

そうすると、協会サイドとしては、貴乃花に被害届を出させずに、示談で済ませたいわけですな。

 

だからめちゃくちゃな論理だと自分でわかってはいても、屁理屈で貴乃花貴ノ岩にメディアを通して圧力をかけて、うやむやにしたいわけですな。

 

まぁできる弁護士ってのは、裁判で勝つスキルが高いんじゃなくて、訴えを下げさせるスキルが高い人のことっていうしね。