ANDO'S LABO

趣味を活字に起こす作業。https://twitter.com/zero_1234567 が著者です。

シングルタスクの勧め 〜タスク切替頻度の最小化とタスク分解〜

最近、マルチタスクをやめ、シングルタスクを採用した。

 

結論から書こう。

タスク切り替えの頻度の減少をすることに成功して、低エネルギーで深い集中力を維持し

て作業を行うことができ、1日の「やりきった感」が向上した。

 

ポイントは「タスク切り替えの頻度の最小化」と「タスクの分解」。

 

前提として、シングルタスクの解説を挟みたい。

シングルタスクとは、一度に1つずつタスクを処理することで、マルチタスクは複数のタスクを同時に処理することを指す。

もともとはデジタル用語で、タスクを要求した時のCPU側の処理方法のことらしい。

 

その処理方法を人間の作業レベルに適用したのが、巷で言われるシングルタスク・マルチタスク

 

普段、録画したドラマを見ながら、iTunesで音楽を聴き、youtubeでお気に入りのゲーム実況者の配信を流しながら読書をしたりしている。

勉強するときもbgmをかけたり、テレビをつけながらすることが多かった。

 

もうここまでくると◯◯ガイの沙汰で、マルチタスクの極み。

ディスプレイも計4枚あり、その全てに何かしらの自分の好きな動画や情報が流れている。

 

もちろん幸福であることは間違いないし、ある程度の情報もインプットできる。

しかし、「仕事として・勉強として・実のあるものとして」のインプットやアウトプットはそうした状況では難しいと感じた。

 

そもそも論にはなるが、マルチタスクはシングルタスクに比べて生産性(アウトプット/インプット)が劣ると言われている。

 

科学的な原因は他の記事に任せるが、ここでは個人的な見解を。

 

個人的には、マルチタスクによる生産性減少の要因は、前述した通り「タスクの切り替えを頻繁に求められること」だと思う。

 

人間が一日に処理できる情報量には限界がある。

タスクの切り替えは、その処理エネルギーを大きく食うことになる。

 

AとBという2つのタスクがあり、Aを半分→Bを半分→またAの作業、となると、この時、Bの作業に必要な情報を一旦リセットまたは頭の隅に置いておいて、またAの作業に必要な前提条件などを認識しなおす必要がある。

 

コンピュータには、キャッシュ、という概念があって、よく使うページへの接続を高速化するために、一度表示したページの内容をファイルに保存し、再接続時の処理を高速化することができる。

だが、人間はコンピュータではないので、タスク切り替え時の再接続時の処理にエネルギーを多大に使ってしまう。

 

この「タスク切り替えの頻度」を落とすことがまず生産性向上の鍵だと思う。

なのでシングルタスクにしても、結果的にタスク切替回数を抑えられてないなら意味がない。

Aさんへの電話の折返し→Bタスクの事務処理→Cさんへの電話の折返し、なんてやってたら、意味がないのだ。

だからこそ、シングルタスクは前提だが、その上で、タスクをカテゴライズし、類似タスクは一度に処理することで、タスク切替時の頻度を減らすことができる。電話するなら電話、事務処理なら事務処理。

一回で仕留める。

 

もう1つは「タスクの分解」

 

多様な条件が入りまじった複雑な考え事をするより、シンプルに考える方が、タスク処理時のエネルギーは抑えられる。

それゆえ、タスクを最小単位まで分解し、その最小単位タスクごとに要するコスト(時間や金)を設定、それを順に追って、シングルタスク方式で処理をしていく。

 

これは勉強法の確率や仕事はもちろん、実際に問題を解くときにも使えそう。

出題された問いを最小単位の論点まで分解して、その分解後のタスクを1つずつ消化して、最後はそれらを集計して解答する。

 

まとめると、タスクの認識→タスクの分解→類似タスクのカテゴライズ→タスク処理の優先順位の決定→タスクの処理。

 

類似タスクをまとめて行うことでタスク切り替えの頻度を最小化し、処理タスクを最小単位まで分解することでタスク処理時の所用エネルギーを最小化することができる。

 

確かにこれをやると、一日のスケジュールが機械的になり味気ない。

マルチタスク時のような、「少ない時間でいろんなものに手をつけられてる幸福感」は薄れるが、そのかわり、とても実のあるインプット、アウトプットができると思う。

 

あとは実践。