MISS NOTEを作った話
今日、良記事を発見した。
この記事、ツイートするのは本日2回目なのだが、すごく心に響いた。
— あんどう (@zero_1234567) 2018年2月23日
なにより重要なのは失敗。他人の成功談よりも、他人の失敗から学びなさいとのこと。
就活で30社落ちた中国のアリババ会長が、ダボス会議で語った意外な成功論 https://t.co/PJ6xHZ73wm @eimiyamamitsuさんから
早い話が「失敗から学びなさいよ」っていう記事なんだけど。
え、当たり前じゃね?っていうやつ出てきそうだけど、これが結構むずいのよ。
今はみーーんなSNS見てるから(見てない奴はそれはそれでお察し)、どうしても他人の成功談とか、他人のきらびやかな体験・生活みたいなのが目に入ってくるわけよ。
実際それがSNSでは有用なコンテンツになってるわけだし。インスタだってフェイスブックだってなんだってそう。
結局みんな、見たい・見たくない問わず、無意識に求めてるわけよ。
他人の生活を。もっといえば他人のきらびやかな生活を。無意識に。
だからどうしても意識してしまう。その結果、今の自分の環境と比較して、自身に足りないものを強く感じるようになるけれども、かといって、その不足したものを埋める見通しも立たない。
結果、焦燥感だけが背中から迫り、もどかしい時間を過ごすという。
俺は他人の生活を自分と比較してネガティブにならないほうだけど、こんな俺でも無意識には比較しているはず。
俺くらい無頓着であっけらかんとしてる天然男でも気にしてるんだから、そりゃ世間体の気になるシャイボーイや、周りからの評価がきになる女子なんかはもうぐっつぐつでしょう。
そんな「成功談」に支配される世の中を生きる人間として、この記事には非常に影響を受けた。
今まで影響を受けた人とか、本とか、映画とか、いろいろあるんだけど、それと並ぶくらいには影響を受けた気がする。
成功談に感化されて、何かアクションを起こす。それってもう根っからパリピやらアクティブやら意識高いキラッキラした人間にしかできないことなんだよね。
でも、失敗から学ぶことは、誰にでもできるし、どんなに消極的な奴にもできる。
どんなに怠惰に過ごしていたってどれだけ意識が低いやつだって、ミスはする。
それが仕事上のミスなのか、学校なのか勉強なのか部活なのかは知らん。
けど、ミスは必ずする。
そん時に、次ミスしないように、ってのを考えるだけで、人は成長できるんだよっていうことを分からせてくれた気がする。
そんなこんなで影響を受けた僕は、わかりやすすぎて自分でも笑うんだが、仕事上で「MISS NOTE」を作成した。
つくりは超簡単。
件数、日付、ミスの内容、ミスの原因、再発予防策、マニュアルに組み込んだか、をグラフにするだけ。
こんな感じ。
これに、「あーミスったなぁ」とか、他人のミスを見て「うわあれ俺だったら対応できねぇ」っていうときに、ちょこちょこ分析して入力すると。
個人的にキモなのは「マニュアル化したか」の部分。
ミスを反省して、次起さないようにするのはまぁわかるんだけど、組織に属している以上、「ミス予防に再現性を持たせなくてはならない」んだよね。
平たく言えば、何にも事情を知らない異動者が来ても、ド新人が来ても、そのマニュアルをみていれば俺が起こしたミスをおこさない、っていう状況を作らないといけない。
そのために一々マニュアル化していくっていう作業が凄い重要だと思った次第であります。
長年働いてる人からみたら、当たり前やんってことなのかもしれないが、俺にとってはだいぶ進歩のある気づきのある1日でした。