【ネタバレ全開】ブレイブリー厨がオクトパストラベラー体験版をやってみた
オクトパストラベラー、めっちゃ面白いっす!!!
どうも、アンドウです。
つい先日、スクエア・エニックス新作ソフト「オクトパストラベラー(仮名)」の体験版が配信されました。
以前から気になってたこのゲーム、速攻でダウンロードしプレイ。
今回はそのレビューをしていきやす。
オクトパストラベラーとは?
つべこべ言わずに公式サイト見せろや!って言う人のために一応公式サイトも貼っておきますね?一応ね?
一応簡潔に言うと、「8人の主人公がドット絵世界で旅する物語」です。
ライブ・ア・ライブみたいな感じが近いかな!
開発はアクワイア。「勇者のくせになまいきだ。」とか「天誅」とか「侍道」、「AKIBA's TRIP」とか開発してるところですね。
そしてなんといっても、プロデューサーの浅野さんは「ブレイブリーデフォルト」のプロデューサーも率いた経歴があります。個人的にブレイブリーデフォルトは死ぬほどハマってやったゲームなので、その時点で楽しみ。
ブレイブリーデフォルトはFF9的な古き良きJRPGをベースに、よりユーザーインターフェースを洗練した形のゲームでした。
今回もそれに近いかな?まぁそこら辺は後述。
さてさて実際にプレイに入っていきますよ。
いざプレイ!!!
まず何よりね、OPの一枚絵がキレイすぎる。
まぁあとで言及するけど、このゲーム、ドット絵なんだけどマップとかフィールドの演出がすごいんだよね。
開発陣はHD-2Dと呼んでるらしい。
上の2枚目の写真を見てもらえば分かるけど、陰影と奥行きが凄い。
奥行きに関しては、「どこにピントをあわせるか」ってのを相当意識してそう。
後ろボッケボケだもんね。
「主人公が向こうをみている」っていう絵面も、手前の主人公側にピントをあわせることで、「今から向かう先ってよりかは、向こうを見つめてる主人公をみんなに見てほしいんだよ!!!」っていう開発の演出の意図がわかるようになってるからいいよね。
今体験版でプレイできるキャラについて
この体験版では8人中2人のキャラクターをプレイすることができます。
騎士と踊り子、むさいおっさん(35)と若い美女(23)、自分探しの男と復讐に生きる女。
事実を書いてるだけなのになぜかおっさんをディスってる感じになっちゃったけど、俺はおっさんが好みです。
Twitterをちらっと見た感じはプリムロゼが人気みたいね。
ただ俺はおっさんからプレイするぜよ。孤独なおっさんほど渋いものはないからね。
オルベリク編
ストーリー導入
あんまり全部いってもダラダラ長くなるんでかいつまんで話します。
オルベリクちゃんは国のつよーい騎士だったそうです。
オルベリクと肩を並べる騎士、エアハルトが国を裏切りなんと王様を殺害しちゃいます。
国に忠誠を誓い、国のために剣を振るってきたオルベリクちゃんは激おこ。
その後オルベリクはメンタルがヘラって自分探しの旅へ。
体験版の舞台となる村ではバーグという仮の名前で素性を隠して生活してるそうです。
マップの奥行きと陰影が凄い
ここでこの部屋から出ると同時にゲームスタートなんですが、ほんとにグラフィックがキレイ。
「PS4のグラやべー!!!!」とは違う意味でやべぇ。
わかります?この影と光の演出。清々しい朝な感じ美女と野獣とエマ・ワトソンを思い出しますわ。
フォントがいい
興奮冷めやらぬまま、メニューを急いで確認したんだけど、なによりフォントがいい!!!
よくね?
パラメータ見た感じ凄い分かりやすいシンプルな作り。
「属性◯◯力」が今までのRPGでいう「魔法◯◯力」に該当するっぽいですね。
今回面白くて、武器屋とかよろず屋の中に入れないんです。
扉の前でボタンを押すと、そこでいきなり買い物が始まる。
これありそうでなかったよね??てか凄い画期的だと思う。
「ぶっちゃけわざわざ武器屋とか入る必要ある?」って思ってたし。
同じ定型文の「どちらをお求めでしょうか?」みたいなことしかいわないモブキャラがいるだけのスペースをわざわざ行ったり来たりする必要あるのかって話だしね。
キャラの特徴がでるフィールドコマンド
オルベリクは脳筋なので、女子供問わず、一対一のバトルを仕掛けることができます。
まぁ悪い奴らをボコしてサブストーリー進めたり、色々使いみちはあるんだけど、何より驚いたのは、民家に侵入できるんだよ!試合コマンドのおかげで!
なにいってんの?って感じでしょ?
このゲーム基本的に民家の前にその家の住人が立ってて、入れないわけ。
でも試合コマンドでぶっ殺すと、立ってた住人がぶっ倒れて民家に入れるようになるというわけです。
久しぶりにこういう強引な仕様には笑った。
バトルについて
お次はバトル。とりあえずスクショ貼っとく。
簡単に言っちゃえば、
ブレイクさせる→ブーストでコマンド強化して殴る
これに尽きる。
敵に応じた弱点をつくことで、相手をブレイクさせることができます。
ブレイクした敵は防御力が下がってるので、そいつに、毎ターンごとに貯まるブーストポイントを使ってコマンドを強化!それでぶん殴って大ダメージを与えると。
まぁそれ以外にもブーストコマンドの使いみちはあって、例えば「たたかう」をブーストすると1回の攻撃力が上がるんじゃなくて、攻撃回数が増えます。
これを利用して、弱点属性の武器でさっさと相手をブレイクさせるためにブーストを使うっていう手もありますね。
ちなみに「ぼうぎょ」ですらコマンド強化できます。
体験版のボスの最強攻撃を最大強化ぼうぎょで受けたら、なんと被ダメ1でした。
いざ試合!!!
画面はたたかうを最大強化(ブーストポイント3消費)した画面です。ちょっと画面の色合いが変わるんだよね。
ちなみにブレイク前の敵に「たたかう」攻撃をしても、与ダメは100いかないくらいです。
でもブレイク後の敵にコマンド強化アビリティを打つとこの通り。
つまりブレイクしたほうが圧倒的に楽っていうこと。っていうかブレイクする前提のゲームシステムになってた感はある。
アビリティもガンガン使うの前提って感じだね。
子持ちの母親ともバトル
もうわけがわからない。新手のセックスかな???
中出し完了。
セーブの人
ちなみに、セーブの人とは試合できません。
ブレイブリーデフォルトでは、セーブの人が裏ボスだったりしてたし、何かと裏があるんじゃないかと探ってしまう。。。
いざダンジョンへ、ダンジョンの旗が便利
なにげに野生モンスターと初バトル。
各モンスターには弱点武器属性やら弱点属性が決められており、基本的にはバトルの流れが変わることはありません。
そして後々気づいたんだけど、ダンジョンの途中に旗があって、もしかしたらこれ、目的地まで誘導してる?!ってなった。
これがほんとにプレイヤーを誘導してるんだとしたら細かいところまで気が利いてるな―と思う。
山賊デカすぎ問題
まぁ紆余曲折あって体験版のボスでもある山賊と闘うわけですよ。
ストーリーは導入意外まったく触れてなかったけど別に特別なストーリーではないです。
ガキが山賊にさらわれて、助けるために山賊を殺しに行く。
みたいな一行ストーリー。
ボスであるこの山賊、無駄にでかい。
このでかさは、旧FFを連想させますね。
無事体験版クリア!!
無事山賊を倒し…
体験版クリア!!!
クリア後の世界
おまけ的な感じで、クリア後の世界もあります。
もう一人の主人公であるプリムロゼを仲間に加えられたり。バトルメンバー二人になると一気にバトルが楽になりますねしかし。まだまだ世界は広そうです。メタ発言も健在です。
プリムロゼ編
お次はプリムロゼちゃん編です。
一言で総括すると闇深系水商売女子って感じでした。
どろどろした踊り子たちの世界で苦渋を舐めながらも、虎視眈々と自身の目的を果たすために牙を研いてきました、みたいな女の子です。
世の中に対して反発してる気丈なキャバ嬢とかに人気の有りそうなキャラでしたね。(先に謝っときます、世の中の気丈なキャバ嬢さんたちすいません)
ストーリー導入
先程ちょこっと触れましたが、ロゼちゃんは復讐の女です。
元々貴族の令嬢だったロゼちゃんですが、ある日突然カラスの入れ墨をした男3人に乳を殺されてしまいます。(とんでもない誤字をしてしまった)
ロゼちゃんはカラス入れ墨マンに復讐を果たすために、踊り子として生活をしながら彼らを探します。そんなある日、カラス入れ墨マンが見つかって・・・てなところですね。
どろどろした女世界
とりあえず初手いじめが陰湿(笑)ほんとの水商売の世界もこんなのかしら…
そこへFF7のドン・コルネオみたいな支配人が登場。
こいつは金が第一で、その為に女を使い捨てにする極悪人だそうです。
そして変態だと。
この後の話の流れから察するに、ロゼちゃんと支配人ヘルゲニシュは体の関係はあるようですね。
ネトラレ属性の方はこの時点でちんこビンビンなんでしょう。哀れだ。
なんだか爽やかな始まりだったオルベリク編とは対照的ですね。
セーブ上書きしちゃった事件
ここで私、だいぶやりこんでいたオルベリク編のセーブデータに上書きしてしまうというファインプレイをやらかす。
ほんと結構ショックだった。。。上書きしていいかどうかの初期カーソル位置は「いいえ」にしておいてくれ・・・
入れ墨の男
まぁうんやかんやでプリムロゼちゃんはカラスの入れ墨の男を見つけます。
しかも入れ墨男の1人は、支配人ヘルゲニシュとも繋がっている模様。
しかし入れ墨の男は黙々と悪事を働くかっこいい系の男かと思ったら普通にヘルゲニシュに「女紹介して」とかいっててクソワロタ
ちょっと悲しかったです()
踊り子ユースファ
カラスの入れ墨男を見つけるも、支配人ヘルゲニシュから「何してんねやはよ働け」と言われ、身動きがとれないプリムロゼ。
そこへ踊り子ユースファ登場。
踊り子ユースファは体験版ではそこまで存在感はなく、要所要所の場面でちょこちょこ場面にカットインしてるくらいなんですが、どうやらユースファには並々ならぬ気持ちがプリムロゼちゃんにあるそう。
幼くして踊り子の世界に売り飛ばされたユースファ。陰湿ないじめなどに遭遇するも、プリムロゼだけは毅然と助けてくれたと。
あんたは口数も少なく何考えてるかわからないが、ほんとのあんたがあったかいことだけはわかると。
急がなくちゃいけない用事があるんでしょ?行きなさいよ、私がなんとかするから、と。
結構普通に感動しました(涙)ポッとでのエピソードなのに感動させられるのはなんなのか。
わざとらしくないからなのかな。一方的にずっと思ってたよ、感。
ユースファの死
ファ?!って感じかもしれないですが
まそりゃね。あんだけフラグびんびんだったらね!!
ユースファがプリムロゼを逃したことがバレたらしく、ヘルゲニシュはプリムロゼの目の前でユースファを殺害、崖から突き落としました。
中々のクズ野郎ですね。このゲーム、なんだかこういう描写が容赦ないというか現実的なのが個人的に好き。
プリムロゼがヘルゲニシュと肉体関係を持ってるようなセリフも濁しがないし、少しばかり残酷な描写を躊躇なく描いてる。
そこが馴染みのある可愛らしいドット絵と対照的で非常に良い。
そしてやっぱりプリムロゼちゃんは強い女でしたね。
私は今日限りで踊り子をやめるとヘルゲニシュに伝えるプリムロゼ。
「今なら間に合う!すべてウソだと言うなら許してやろう!」というヘルゲニシュに対し、「"クソ喰らえ"よ」との一言。
しびれますね。
プリムロゼちゃんは中々人気キャラになりそうな感じがします。
より女らしいライトニングみたい感じがするね。
ボスバトルスタート!!!
相変わらず敵のボスがでかい。
にしてもヘルゲニシュのイメージはまんまやな。ペルソナ5の鴨志田感あるな。
技もゲス感が出てる。
焦らずブレイクし、単体に闇属性の大ダメージを与えるアビリティで着実にダメージを与え、撃破!!
というわけで!プリムロゼ編もクリアしました!!!!
長かった!けど面白かった!!!
感想まとめ
いや~久しぶりに「これは買いやな!!!」って思いました。
体験版は長かったけどそれ以上に面白いし、HD-2Dのおかげでドット絵なのに演出がリアリティ。演出がリアルなのはグラだけではなく、ストーリー面もそう。
バトルはブレイブリーも手がてたプロデューサーの新作らしく、ターンのどこで駆け引きをするかを注意深く考えないといけないバトルで、単純に見えるけど、戦略性のあるバトルでした。
開発への要望
完全に俺のミスだが!!!
セーブの「上書きしてよいですか?」は「いいえ」を初期位置にしてくれ。
犠牲者を増やしたくないんだ・・・
あと装備の「さいきょう」ボタンは寂しいから実装してほしいですね。
開発陣のみなさん!素敵な体験版をありがとうございました!!
またここまで見てくださったみなさんもありがとー!!
開発陣の方とユーザーたちでいい作品にしましょう(^o^)